Windows11で画面録画を簡単にする方法!神テクを大公開!

ゲーム実況やオンライン会議の保存、操作マニュアルの作成など、画面録画の需要は高まっています。しかし、「録画は難しそう」、「設定がよくわからない」と画面録画のやり方に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。実は、Windows11にはフリーで使える録画機能が標準搭載されています。本記事では、Snipping Tool、Game Bar(Xbox Game Bar)、Clipchampなど、初心者でもすぐに使える画面録画のやり方を詳しく解説いたします。録画の始め方から高画質での保存方法、音声設定のコツまで、これ1つでバッチリわかります。
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Windows11で使える画面録画方法は?

Windows 11には、標準機能や無料ツールを使って簡単に画面録画ができる方法がいくつもあります。
ゲームプレイの記録から、仕事のマニュアル作成、トラブルの記録まで、画面録画は非常に便利です。
Windows 11で使える代表的な画面録画ツールとその基本情報を詳しく解説いたします。
-
Snipping Tool(スニッピングツール)(旧称:切り取り & スケッチ)
- 画面キャプチャツールだが、最新版では録画機能も搭載
- 操作がシンプルで初心者が使いやすい
- 特定のウィンドウや選択範囲の録画が可能
- 録画時間の上限は約30分
-
Game Bar(ゲームバー)(旧称:Xbox Game Bar)
- 主にゲーム録画用だが、通常アプリの録画も可能(デスクトップ全体の録画は不可)
- ショートカット:(Windowsキー) + Gで起動
- 録画時間の上限は4時間
-
Clipchamp(クリップチャンプ)
- Microsoftが提供する動画編集、録画ツール
- 画面全体や特定ウィンドウ、ブラウザタブなどの録画が可能
- 録画後の編集やエクスポート機能が充実(無料版は制限あり)
- 録画時間の上限はなし(ただし保存容量次第)
この他にも、有料ツール・アプリケーションは多数存在します。
まずはこれらで試してみて、自分にあったツール・アプリケーションを探してみるのもいいかも知れません。
標準搭載の3つの録画機能を比較
Windows 11には画面録画ができる方法として、Snipping Tool、Game Bar、Microsoft Clipchampという3つの標準搭載ツールがあります。それぞれに特徴があり、用途に応じて最適な選択が異なります。ここでは、各ツールの機能や適したシーンなどを比較表にまとめました
3つの録画ツールの比較表
ツール | 用途 | 範囲 | 編集機能 | 適したシーン |
---|---|---|---|---|
Snipping Tool | 画面の部分的な録画 | 選択範囲のみ(ウィンドウ単位も可) | なし(録画のみ) | ウィンドウ操作のマニュアル、簡単なチュートリアル |
Game Bar | ゲーム・アプリの録画 | アクティブなウィンドウのみ | トリミング程度 | ゲームプレイ録画、プレゼン中の画面録画など |
Clipchamp | 画面録画+動画編集 | 画面全体・ウィンドウ・タブなど | 高度な編集可 | 動画作成、YouTube投稿など |
※3ツール共に音声録音あり(システム音・マイク)
初心者におすすめの録画機能
Windows 11の画面録画で初心者におすすめなのが、「Snipping Tool」です。直感的な操作とシンプルなUIで、すぐに録画を始めることができます。
Snipping Toolの使い方や注意点を詳しく解説いたします。
-
スタートメニューから「Snipping Tool」を起動「スタート」「Snipping Tool」を検索してクリック
-
「録画モード」に切り替える右上にあるカメラアイコン(録画ボタン)をクリック
-
録画範囲を選択マウスで録画したい範囲をドラッグして指定
-
録画を開始&終了録画準備ができたら「録画開始」ボタンをクリック
終了時は「停止」ボタンを押すと、プレビューが表示される -
録画を保存プレビューから「保存」ボタンをクリックしてファイルを保存
MP4形式で保存される
注意点
-
- 録画中はSnipping Tool自体のウィンドウは記録されない
- 範囲指定のみでフルスクリーン録画は非対応
- 編集機能はないため、編集が必要な場合は他のツールで行う
用途別おすすめの録画方法
画面録画は、目的によって最適な方法やツールが異なります。ゲーム実況とオンライン会議、チュートリアル動画の録画では、必要な機能も操作性も変わってくるからです。ここでは、録画したいこと別におすすめの録画方法と、それに合ったツールを詳しく解説いたします。
シーン | おすすめツール | 特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|
ゲームプレイを 録画したい場合 |
Game Bar |
|
ゲーム実況を始めたい人、ライブ配信前の練習用など |
オンライン会議を 録画したい場合 (Zoom、Teamsなど) |
Snipping Tool または Clipchamp |
Snipping Tool
Clipchamp
|
議事録作成や復習用に会議を残したい人 |
チュートリアルや 解説動画を 作りたい場合 |
Clipchamp |
|
YouTubeや社内教育用の動画を作りたい人、プレゼン資料を動画化したい人 |
操作マニュアルや 簡単な記録を 残したい場合 |
Snipping Tool |
|
社内マニュアルの作成、トラブルの再現記録、メールでの操作説明など |
画面録画のショートカットキー一覧
録画をすぐ始めたい時に便利なのがショートカットキーです。Windows 11では、標準搭載されているツールを活用すれば、キーボード操作だけで画面録画を開始・停止できます。録画に使える主要なショートカットキーを一覧でご紹介し、特に便利なキー操作や設定方法も詳しく解説いたします。
画面録画に使えるショートカットキー一覧(Windows 11)
ショートカットキー | 対応ツール | 機能 |
---|---|---|
(Windowsキー) + G | Game Bar | ゲームバーの起動 |
+ Alt + R | Game Bar | 録画の開始 / 停止(現在のウィンドウ) |
+ Alt + M | Game Bar | マイクのオン / オフ切り替え |
Ctrl + Alt + Shift + R | Clipchamp | 録画開始(ブラウザでの操作が必要) |
- ※Clipchampのショートカットは録画拡張機能使用時やWebカメラ+画面録画時に動作
- ※Snipping Toolでの録画はツールから手動で起動する
特に便利なショートカット「Windows + Alt + R」
-
- アクティブなアプリケーションウィンドウが録画対象のため、余計な映像が入らない
- 通知領域に録画アイコンが表示され、録画中の状態が分かりやすい
-
使用手順
- アプリやゲームを起動してアクティブにする
- + Alt + Rを押す
- 録画が始まり、画面右上に録画ステータスバーが表示される
- 録画を終了したいときは + Alt + Rをもう一度押す
Game Barの使い方・録画方法

Game Bar(旧称:Xbox Game Bar)はインストール不要で、ショートカットキー一つで即録画できるため、初心者でもすぐに使いこなせます。基本機能と録画手順を詳しく紹介いたします。
- Windows 11に標準搭載(追加インストール不要)
- アクティブなアプリウィンドウを録画可能(デスクトップ全体は非対応)
- システム音+マイク音の録音に対応
- ゲームだけでなく、ブラウザやアプリの操作録画もOK
- ショートカット操作で簡単に録画の開始、停止が可能
-
録画したいアプリやゲームを起動する録画対象となるウィンドウをアクティブにする。
-
Game Barを起動ショートカット + Gで起動。
画面上にコントロールパネルが表示される。 -
録画を開始する録画ボタンをクリック、またはショートカット + Alt + Rで録画開始。
画面右上に録画ステータスバーが表示され、録画中であることが分かる。録画を停止するショートカット + Alt + Rを押すか、ステータスバーの停止ボタンをクリック。録画ファイルを確認する録画した動画は自動で保存される
PC >ビデオ>キャプチャフォルダーにMP4形式で保存される。ポイント-
全画面録画は非対応1つのアプリウィンドウが録画対象。
デスクトップ操作など全体を録画したい場合はSnipping ToolやClipchampおすすめ。 -
音声設定をチェック録画前にマイクのオン/オフ( + Alt + M)を確認する。
-
録画できない場合エクスプローラーや一部アプリは録画対象外。録画したいアプリが対応しているか事前に確認する。
ショートカットキーでの録画開始方法
Game Barでは、ショートカットキーだけで録画の開始・停止、マイクのオン/オフなどがスムーズに行えます。 録画をショートカットで行う手順の解説と、よく使うキーの役割を表形式でご紹介いたします。
録画の手順(ショートカット使用)
-
録画したいアプリやウィンドウを表示画面録画はアクティブなウィンドウのみが対象。デスクトップ全体は録画できないため、録画したいアプリやゲームを最前面にする。
-
録画のショートカットキーを押す録画開始/停止: + Alt + R
ステータスバーが画面右上に表示され、録画中であることがわかる。 -
マイクのオン/オフを切り替えたいときマイクのオン/オフ: + Alt + M
録画中に声を入れる場合、マイクの切り替えもショートカットで操作できる。
よく使うショートカットキー一覧
ショートカットキー 機能 概要 + G Game Barを起動 ゲームバーのコントロールパネルを開く + Alt + R 録画の開始/停止 録画を即座に開始/終了 + Alt + M マイク音声のオン/オフ切り替え 録画中に声を入れたいときに使用 音声付き録画の設定方法
Game Barでは音声付き録画が可能ですが、マイク設定やシステム音の調整を正しく行わないと、無音の動画になってしまいます。音声付き録画の設定手順とトラブルシューティング方法、サウンド設定の手順を詳しく解説いたします。
Game Barの音声付き録画の設定方法
-
マイクの使用を許可する
- コントロールセンターを表示させる
-
余白を長押し
- 「設定」「プライバシーとセキュリティ」「マイク」
- 「アプリがマイクにアクセスできるようにする」をオンにする
- Game Barがマイクにアクセスできるように設定を確認
-
Game Bar内の音声設定を確認
- + Gで Game Bar を起動
- 画面上の「オーディオ」ウィジェットを表示(表示されていない場合は「ウィジェットメニュー」から有効化)
- 「マイク」タブを開き、マイクがオンになっているか確認
- 必要に応じて録音ボリュームを調整
-
録画中にマイク音声を切り替える(ショートカット)
- + Alt + M:録画中のマイクのオン/オフを切り替える
トラブルシューティング:音声が録音されないとき
問題 解決方法 音声が入っていない マイクがオフになっていないか確認( + Alt + Mで切り替え) マイクが反応していない サウンド設定で「既定の入力デバイス」が正しく設定されているか確認 音質が悪い/ノイズが多い マイクの位置・種類を見直す/ノイズキャンセル設定を有効にする 外部マイクが認識されない 接続し直す/USBポートを変更/ドライバーを再インストール サウンド設定の手順
- 「設定」「システム」「サウンド」
- 「入力」セクションで使用するマイクを選択
- 「デバイスのプロパティ」から録音音量を調整
- 「詳細設定」タブで、サンプルレートやビット深度を設定可能
Microsoft Clipchampの使い方・録画方法
Clipchamp Clipchampは、画面録画+編集が一体化した動画制作ツールです。ブラウザ上でも動作し、動画編集のハードルを下げてくれます。Clipchampを使った録画・編集の基本手順と、知っておくべき機能を詳しく解説いたします。
Clipchampの基本機能- 画面録画、カメラ録画、音声録音が可能
- 録画後すぐに編集画面へ移行できる
- BGM、効果音、字幕、テキストの追加が簡単
- トランジションやフィルター、カット編集も可能
- 無料版で基本機能は十分、エクスポートもMP4対応
Clipchampの使い方-
Clipchampを起動するスタートメニューで「Clipchamp」と検索して起動
または https://app.clipchamp.com/ にアクセスしMicrosoftアカウントでログイン -
新しいプロジェクトを作成トップ画面の「新しいビデオを作成」をクリックすると、編集画面が立ち上がる
-
録画を開始する
- 左側のメニューから「録画と作成」を選択
- 「画面とカメラ録画」「画面録画」「カメラ録画」「音声録音」などから録画スタイルを選ぶ
- 録画対象(画面全体/ウィンドウ/ブラウザタブ)を選択し、「共有」で録画スタート
- 録画終了後、自動で編集タイムラインに動画が挿入される
-
動画を編集する
- カット:タイムラインでクリップを選び、はさみマークで分割
- テキスト:左の「テキスト」からタイトルや字幕を追加
- 音楽/効果音:ライブラリからドラッグ&ドロップで挿入
- トランジション:動画の切り替え部分に動きを追加
- フィルター:色味や映像の雰囲気を調整可能
-
動画を書き出す編集が完了したら右上の「エクスポート」ボタンをクリック
解像度を選んでエクスポート(MP4形式)
動画の保存方法
録画した動画の保存場所やファイル形式のお悩みは多く、録画後の保存方法や設定をきちんと理解しておくことが大切です。ここでは、Clipchampの保存手順について詳しく解説いたします。
Clipchampでの保存方法
-
保存手順
- 編集が完了したら、右上の「エクスポート」ボタンをクリック
- 解像度を選択(例:480p、720p、1080p)
- 自動的にMP4形式で書き出しが開始される
- 「ダウンロードフォルダ」に保存され、必要に応じて保存場所を選択・移動できる
-
保存先の設定
- Clipchampは基本的に「ダウンロードフォルダ」に保存されるが、エクスポート後に任意のフォルダへ移動、名前変更も可能
- エクスポート完了後、表示される「フォルダを開く」で確認できる
Snipping Toolの使い方・録画方法
Snipping Tool これまで静止画のスクリーンショット専用だったSnipping Toolに、録画機能が追加され、画面を動画で記録できるようになりました。Snipping Toolの録画手順と機能を詳しく解説いたします。
Snipping Toolで録画する手順-
Snipping Toolを起動する「スタート」メニューで「Snipping Tool」と検索して起動
または、ショートカットキー + Alt + Sを押して起動 -
録画モードに切り替える画面上部のツールバーから「録画モード(カメラアイコン)」をクリック
録画アイコンが赤くなれば準備完了 -
録画範囲を指定する録画したいウィンドウまたは範囲をドラッグで選択
その後、「録画開始」ボタンが表示される -
録画を開始・終了する「録画開始」ボタンをクリックで録画スタート
必要な操作を録画したら「停止」を押して終了 -
録画した動画を保存する録画後、プレビュー画面が表示される
右上の「保存」アイコンをクリックし、MP4形式で任意の場所に保存可能
Snipping Toolの主な機能- 録画範囲を自由に選択可能(全画面は非対応、範囲またはウィンドウ指定)
- マイク音声の録音対応(左下のマイクアイコンでオン/オフ切替)
- 操作が直感的でシンプル(ツールバーからすぐ録画開始)
- 録画後はそのままMP4形式で保存可能
- 編集機能はなし
自動保存の設定方法
Windows 11ではSnipping Toolで録画・スクリーンショットを撮影した後、自動的にファイルが保存される設定が可能になっています。ここでは、自動保存のオン/オフ設定と保存先フォルダの変更方法を詳しく解説いたします。
Snipping Toolの自動保存設定方法
- Snipping Toolを起動(スタートメニューで「Snipping Tool」と検索)
- 右上の「…(三点メニュー)」をクリック
- 「設定」を選択
- 「Snipsの自動保存」または「スクリーンショットを自動的に保存する」をオンにする
この設定を有効にすると、スクリーンショットを撮影するたびに自動で「ピクチャ」「スクリーンショット」フォルダに保存される。
録画(ビデオ)の自動保存について
- 録画した動画は基本的に手動で保存(録画終了後、プレビュー画面が表示)
- 現時点(2025年現在)では、録画データの完全自動保存機能はなし
- 録画後のプレビュー画面で「保存」ボタンを押して、任意のフォルダへ保存する
保存先の変更方法(スクリーンショット・録画)
Snipping Toolに保存先フォルダを変更する設定はないが、以下のように対応できる。
-
方法①:保存時に毎回フォルダを指定(録画時)録画終了後、プレビュー画面の「保存」ボタンをクリックすると、保存場所を自由に選べる。
-
方法②:フォルダの場所を変更する(スクリーンショットの場合)
- エクスプローラーで「ピクチャ」「スクリーンショット」フォルダを右クリック
- 「プロパティ」「場所」タブを開く
- 「移動」ボタンをクリックして、別の保存先フォルダを指定
- 「OK」をクリックして変更を確定
画面録画の設定と保存方法
画面録画に際しては、録画前の設定と保存先の管理がとても重要です。Windows 11には複数の録画ツール(Clipchamp、Game Bar、Snipping Tool)があり、それぞれ設定方法や保存先が異なります。ここでは、画面録画時の基本設定、保存先変更の方法を詳しく解説いたします。
画面録画の基本設定と保存方法(ツール別)Game Bar 起動方法 + G 録画開始 + Alt + R 標準保存先 PC「ビデオ」「キャプチャ」フォルダ 画質設定 画質の細かい調整機能はない →詳細は「Game Barの使い方・録画方法」からご確認いただけます
Snipping Tool(録画機能) 起動方法 スタートメニューから「Snipping Tool」を検索
録画範囲選択→録画開始保存方法 録画後にプレビュー画面で「保存」ボタンをクリック→任意の場所へMP4を保存 保存先変更 毎回保存先を選ぶ形式(自動保存はなし) 画質設定 固定 →詳細は「Snipping Toolの使い方・録画方法」からご確認いただけます
Clipchamp(録画+編集ツール) 起動方法 スタートメニューまたは app.clipchamp.com 録画方式 画面のみ/カメラ+画面/音声のみから選択 保存方法 編集後に「エクスポート」ボタンをクリック
出力解像度を選択(480p / 720p / 1080p)
MP4形式でダウンロード(通常はダウンロードフォルダに保存)保存先変更 エクスポート後、手動で任意の場所に移動可能 →詳細は「Microsoft Clipchampの使い方・録画方法」からご確認いただけます
高画質録画の設定方法
「画面がぼやけて見づらい」といった録画のトラブルを防ぐには、高画質で録画できるツールと適切な設定が不可欠です。Windows 11に標準搭載されている録画機能の中でも、Clipchampは高画質録画・出力に対応しており、目的に応じて画質の調整が可能です。高画質録画を実現するための設定手順と、解像度やフレームレートなどの具体的な推奨数値を詳しく解説いたします。
高画質録画を行うおすすめツール:Clipchamp
- 録画から高画質出力までの手順:
- Clipchampを起動し、「録画と作成」から画面録画を開始
- 録画後、編集画面で必要なカットや調整を行う
- 右上の「エクスポート」をクリック
- 解像度を「1080p(フルHD)」に設定
- 自動的に高画質MP4ファイルとして書き出される
Clipchamp高画質録画における推奨設定
設定項目 推奨値 説明 解像度 1920×1080(1080p) フルHD(1920×1080)は多くの環境に対応しており一般的な解像度
Clipchamp Premium(有償版)では 4K(3840×2160)で作成も可能フレームレート(FPS) 30fps〜60fps 30fpsで十分滑らかだが、60fpsだとコマ数が多くなりより躍動感のある動画になる反面、動画サイズが大きくなる ビットレート(Bitrate) 10Mbps〜15Mbps(自動調整) 高ビットレートほど画質が向上 音声設定(サンプルレート) 48kHz / 128kbps 以上 内蔵マイクより外部マイク推奨
数字が上がるほど高音質になる画質を最大限に引き出すためのポイント
- 録画対象の画面解像度をフルHD以上に設定する
- 外部マイクを使うとクリアで高品質な音になりやすい
- 録画時はPCの負荷が高くなるため不要なアプリを閉じる
他の録画ツールでの画質対応状況
ツール 解像度 高画質対応 概要 Clipchamp 480p / 720p / 1080p 〇 編集・音声調整込みでおすすめ Game Bar 自動 △ 解像度指定不可 Snipping Tool 自動 △ 画質は高めだが設定変更不可 画面録画でよくあるトラブルと解決策
Windows 11の標準ツール(Snipping Tool、Game Bar、Clipchamp)を使った録画では、設定ミスや操作の見落としが録画ミスの原因になることがよくあります。画面録画中に起こりやすいトラブルと、その具体的な対処法をトラブル別に詳しく解説いたします。
よくあるトラブルと解決策よくあるトラブル 原因例 解決策 録画できない/録画ボタンが反応しない - 録画対象が対応していない
- グラフィック設定やアプリの競合
- Game Barはアクティブなアプリウィンドウのみ録画可能。
- Snipping ToolやClipchampで画面全体の録画を使う
- グラフィックドライバーを最新状態にアップデートする
音声が録音されていない - マイクがオフになっている
- プライバシー設定でマイクがブロックされている
- 入力デバイスの選択ミス
- + Alt + M(Game Bar)でマイクをオンにする
- 「設定」「プライバシーとセキュリティ」「マイク」でアプリのマイク使用を許可
- 「設定」「サウンド」「入力」から正しいマイクを選ぶ
録画したファイルが見つからない/保存されていない - 保存操作をせずに閉じてしまった
- 自動保存先を知らなかった
- Clipchampでエクスポートし忘れた
- Game Bar:「PC」「ビデオ」「キャプチャ」に自動保存
- Snipping Tool:録画後は手動で保存が必要。
- Clipchamp:録画後は「エクスポート」「MP4保存」まで行う
録画した動画がカクつく/音ズレする - PCのスペック不足
- 録画中に重いアプリを起動している
- 解像度やビットレートが高すぎる
- 録画時は他のアプリを終了する
- 解像度を下げる
Clipchampでマイクや画面共有ができない - ブラウザのマイク/画面共有アクセスがブロックされている
- 録画デバイスの選択ミス
- ブラウザのアドレスバーで「マイクとカメラの使用許可」を確認、許可
- 録画開始前に「使用するマイク/カメラ/画面」を選び直す
- ブラウザを再起動or別のブラウザで試す
録画開始時のトラブル対処法
録画開始直後に発生するトラブルは、問題は様々ですが正しく対処すればすぐに解決できるケースがほとんどです。 録画開始時に発生する代表的なトラブルと、その具体的な解決策を詳しく解説いたします。
主な原因とその解消方法
症状 原因の例 解消法 拡大鏡が真っ暗になり動かない カメラの一時的なフリーズ、またはアクセス許可の問題 「設定」「プライバシーとセキュリティ」「カメラ」「拡大鏡」がオンか確認 倍率スライダーが出ない/反応しない アプリの不具合やUIの一時的なバグ 拡大鏡アプリを終了し再起動、またはiPhone自体を再起動 タップしても画面が切り替わらない ショートカット操作の不具合、メモリ不足 他のアプリを終了、バックグラウンドを整理後、再度ショートカットから起動 設定を変更できず「解除できない」状態になる スクリーンタイムや構成プロファイルで制限がかかっている スクリーンタイムの設定を見直し、必要に応じて制限を解除 音声トラブルの解決方法
音声トラブルで再録画になるケースも少なくありません。 特に、マイク設定の不備や録音デバイスの選択ミスなどが原因となることが多いため、録画前の確認が重要です。 音声に関するトラブルの解決策と、確認すべき設定ポイントを詳しく解説いたします。
よくある音声トラブルとその解決策
症状 主な原因 解決策 音声が録音されない - マイクが無効化されている
- 録音デバイスが間違っている
- 録画ツール側でマイクがオフになっている
- 「設定」「プライバシーとセキュリティ」「マイク」 アプリのマイク使用を許可
- 「設定」「システム」「サウンド」「入力デバイス」で正しいマイクを選択
- Game Barでは、 + Alt + MでマイクON/OFFを切り替える
- Clipchampでは、録画開始前にマイク選択を確認し、許可ダイアログが表示されたら「許可」
音が小さい・こもっている - 入力音量が低い
- マイクと口の距離が遠い
- 内蔵マイクの音質が悪い
- 「設定」「サウンド」「入力」「デバイスのプロパティ」で音量を調整
- 外部マイクやヘッドセットを使用し、マイクと口の距離を15〜20cm程度にする
- 高音質を求めるなら、USBマイクを導入する
ノイズがひどい・雑音が入る - 周囲の環境音や風の音を拾ってしまう
- マイクのノイズ除去機能が無効になっている
- 「サウンド設定」「入力デバイスのプロパティ」「追加のデバイスプロパティ」から「拡張機能」タブを開き、「ノイズ抑制・エコー除去」を有効化
- 周囲の音が静かな環境で録音する
- ノイズが入りにくいマイクを使用する
- 録音後にClipchampなどでノイズ除去の編集を行うことも可能
音声設定の確認ポイント一覧
チェック項目 確認方法 マイクが有効か 「設定」「プライバシーとセキュリティ」「マイク」 アプリに許可があるか確認 音量レベル 「設定」「サウンド」「入力」 音量を調整 入力デバイスの選択 使用したいマイクが選ばれているかを確認 ミュート状態かどうか Game Barでは + Alt + Mでミュート切り替え可能 ノイズ抑制機能 「拡張機能」タブからノイズ抑制・エコー除去の設定を有効に 録音テスト 録画前にテスト録音して音量と音質を確認 まとめ
Windows11には、Snipping Tool・Game Bar・Clipchampといった便利でフリーな録画機能が標準搭載されており、初心者でも簡単に画面録画が可能です。用途に応じてツールを使い分けることで、効率よく高品質な録画が実現できます。音声の設定や保存形式、トラブル対策まで押さえておけば、録画で迷うことはありません。本記事で紹介した方法を活用して、業務や動画制作に役立ててみてください。
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