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Windows 10 のままでも大丈夫？

── Windows 10 のサポート終了といっても使用できなくなるわけではないのだから、そのまま使っても問題ない。
と思われる方もいらっしゃるかも知れません。しかしOSのアップグレードを怠ることは、リスクが伴うことになります。

セキュリティリスクの増大

• マイクロソフトによる脆弱性の修正（セキュリティパッチ）が提供されなくなるため、新たなマルウェアやサイバー攻撃に対して無防備になります。
• 特にランサムウェアや標的型攻撃などの標的になりやすく、情報漏えいや業務停止リスクが高まります。

法令・業界ガイドライン違反の可能性

• 金融・医療・公共分野などでは、セキュリティパッチ適用が必須条件となっている場合があり、Windows 10 を継続利用するとガイドライン違反となる恐れがあります。
• 内部監査・ISMS（情報セキュリティマネジメントシステム）・Pマーク認定にも影響する可能性があり、資格・認定の取消の恐れがあります。

社会的信用・取引上の影響

• サイバー保険の適用外になる可能性や、取引先からセキュリティ対応の甘さを指摘されるケースもあります。
• 調達・取引先からのITセキュリティチェックに落ちるリスクもあります。

リスクマネジメントの一環として、OSのアップグレードは必須だと言えるでしょう。

サポート終了で起こり得る影響

Windows 10 のサポート終了で、どのような影響が起こり得るのか。簡単にまとめました。

アプリ・周辺機器との互換性トラブル

1. サポート終了後は、業務ソフトや各種ドライバが Windows 10 に対応しなくなるケースが出てきます。
   例：会計ソフト・CRM・セキュリティソフトなどが更新不可やサポート対象外になる。
2. 新しいプリンタやスキャナ等の周辺機器が Windows 10 をサポート対象外とする可能性もあります。

社内ITサポート・情シス・運用スタッフの負担増

1. 問題が発生した際、マイクロソフト公式サポートを受けられないため、社内での対処が必要になります。
2. 社内ITサポート・情シスや外部ベンダーの負担が増加し、サポート工数・コストの増大が懸念されます。

対策・備え

対策・備えのポイント

1. 早期に Windows 11 へのアップグレード または 対応パソコンへのリプレイス を計画。
2. 互換性チェック（特に業務アプリと社内システム）を事前に実施。
3. 台数が多い場合は 段階的な入れ替えスケジュールの策定 を推奨。

日々の業務は、顧客や取引先との信頼関係の上で成り立っている。と言っても決して過言ではありません。
OSのアップグレードやパソコンのリプレイスは、規模が大きくなるほどコスト面でも社内リソース面でも企業への負担が大きくなってしまい、新規買い替えともなると尚更です。

そこで、”レンタル” による費用の削減、入れ替え時の手間の軽減をおすすめしております。